Wednesday, May 12, 2010

韓国の剣道の事情

厳選!良質剣道具 
「名品」剣道防具ショップ
いい中古剣道防具 
日本の皆さんがご存知かどうか、韓国には、数多くの剣道団体があります。日本もよく調べると全剣連だけではなくあることを知るようになりますが、韓国に於いては、大きく二つに分けられます。
 ①日本のように防具を使用する剣道②現代に創られた海東剣道の二つになります。
②海東剣道は竹刀剣道とは違い寧ろ居合道と中国武術の組み合わせのようです。①の日本と同じ剣道についてお話を進めたいと思います。
 韓国の剣道は戦前、旧日本軍の支配下の時に剣道が行われ、その当時の3段の人たちが中心になって維持されたと聞きます。有名な方では大丘市(テグ)で持田誠二先生が指導されたと伝えられる。北辰一刀流5世も終戦をソウルで迎え剣道を教えたとご本人より伺いました。
 戦前の最高位が5段だったと聞いて驚きました。当時韓国の剣士が3段だったということはなかなかだったのではないでしょうか。
 さて、その剣道が終戦後、韓国では稽古が継続されたそうです。脚光を浴びるようになったのはテレビドラマに剣道が使われたのがキッカケだそうです。そして、88年の世界剣道大会がソウルで開催、一気にブームになり現在に至っているわけです。
 その剣道が残念ながら多くの団体に分裂しているのが現状です。何故そうなったかと言えば、背景には反日感情があります。剣道は知っての通り日本からきたわけですが、ブームになったとき独自の独創した東海剣道が産声をあげました。こちらはビジネスとして韓国固有の武術を前面に打ち出し真剣をベースにマーケッテングを駆使しさらに「これこそ韓国の剣道だ」と攻勢をかけました。日本から来た剣道を崩しにかかったわけです。これはテレビ中継で対決されることになった時に、大韓剣道会トップは参加を取りやめ、海東剣道の一人勝ちになり、今度は海東剣道がどんどん全国展開しました。
 参加しない勇気ある剣道家として正しい判断とみることができますが、大衆心理はおかしな方向に向いたことは確かです。
その為だったのでしょう、その対策でしょう、大韓剣道会は剣道を韓国が発祥の地だというわけです。(現存する資料から最古と主張するわけですが、拡大解釈すれば文化の殆どが韓半島から来ていますから)その海東剣道が大きく台頭してくると相当に剣道会の内部引き締めが始まり、相当の実力者が団体から追い出されてしまいました。それは当然新たな団体が始まり、そこからは、ビジネス的に分かれるようになり剣道と名のつく社団法人が50を超えると言われます。
 しかし、実は、皮肉ですが、この分かれた方々こそが親日であり、実力も上だったりして?当然日本の剣道そのままを行い蹲踞もし、腰板のある袴を使い、且、居合道もされる方々です。
 韓国には日本の方々にはよく知らない事情があります。ともあれ剣道人口は相当いますよ。
一つの剣道ですから全社団法人剣道大会をやって欲しいですね。
「交剣知愛」、、、
厳選!良質剣道具 「名品」剣道防具ショップ
いい中古剣道防具

No comments: