Sunday, August 4, 2013

■剣道防具は高いのと安いのがありますが、何故?■ 分かりにくい剣道防具の違い講座

■ 剣道防具は高いのと安いのがありますが、何故? 一般に 剣道防具の手刺、ミシン刺し防具は中国注文仕立て仕入れによるものが多いです。面金、胴台は日本製でも組み立て前各パーツは中国製です。最終仕立てによって原産地が決まります。日本か韓国か中国かベトナムで価格差がでます。中国ベトナム工場直接取引、韓国取引、大手メーカー取引、パーツ海外発注日本仕立て、型紙から製作全国で約5名 剣道防具製作は 戦後、日本から韓国へ。革靴職人が居たので韓国で製作(日本製と販売された)、ソウル>大丘>釜山に南下し人件費が高騰し、フィリピン、中国に工場を移転、遅れてベトナム、現在インドで製作が始まっているといいます。 当店の安さ理由は韓流!現地在住直注文。限定同一規格デザインを多量に注文の為。(製作側が製作し易い)  品質は製造メーカーにより違いがあり  A:仕立て品質と使用感がいい防具  B:見栄えよく革仕立てやや硬い防具  C:昔造りの硬ーい防具  面金(日本製)面金は■面金は13本(幼児、低学年用)14本(小中高一般用)があります。下記の材質、加工、コーティングにより防具の価格が違います。 「面金」最新型、TAC(31700円)チタン面金にアモルファスをコーティング黒 、TCC(22500円)チタン面金にセラミックコーティング赤紫の最高級品があります。IBBチタン(13700円)、チタン(8715円)、IBBジュラルミン(2960円)、ジュラルミン(1750円)仕様、(各日本製)、IBBとは(最適中心設計)TCC,TACは裏面の特殊塗装により乱反射を防ぎ視野を広げています。当店は上記の面金、日本製マルロ印「呂」と丸に「真」面金を採用しております。 注意:コーティング黒 別名黒面は日本の試合では使用できません。 胴台は竹胴と樹脂胴があり日本製です。         高級手刺防具に使われる高級竹胴は日本製で50本60本が一般的です。牛革に漆塗りカーラー胴と竹や牛皮、鮫革、鼈甲超高級品もあります。 手刺でも安い防具仕様は普及品の 樹脂胴の高級CSC60本型胴台(最適中心設計)とヤマト50本60本型樹脂胴台で仕立てております。ミシン4mm5mm刺しの廉価版は、裏に竹胴模様が無いヤマト樹脂胴台があります。カーラー胴はオプションになります。 ■ 分かりにくい剣道防具の違い講座  仕立ての違い(面や垂、籠手の補強部位) 高級防具に使用される鹿革紺革仕立て(最高級1分1.2分1.5分、特注2分)。牛革は標準手刺1.2分1.5分2分2.5分3分刺2mm2.5mm3mm、人工革は手刺3分刺し3mm4mm5mm)白仕立て(牛革3mm、人工革4mm織刺し)織刺し仕立てには4mm5mm防具。軽く柔らかいのは布の織刺しの為です。 防具に使われる紺生地の違い(面布団、垂、籠手筒) 最高級手刺剣道防具に使用されている #10000、高級手刺防具に使用される#88800、 ミシン刺2mm2.5mm3mm4mm防具に使用せれる#7000、5mm防具に使用される#6000、それ以下があります。#10000は生地が厚手で、#6000薄手となります。  デザインからの違い                  籠手のケラ 2段籠手(高級防具)1段の手首の関節部位、胴:胴の何本足は胴脇の下を補強し飾り糸が3本足は手刺防具とミシン2mm~3mm、2本足は3mm4mm5mm、1本は5mm、補強無しは6mm7mm8mm子供用がある 飾り糸 面:高級型剣道防具は主にL字飾りまたは+9字など手刺剣道防具、ミシン2mm2.5mmにあります。L字飾りは3mm防具、1字飾りは4mm5mmになります。織刺しや6,7,8mm防具には飾り糸がありません。 飾り糸の色は紺が主でエンジやブルー、青、若草、金などがあり胸飾り、顎と合わせます。 垂も同様ですが 8段7段6段飾りが手刺防具2mm2.5mmミシン防具、6段5段飾りは2.5mm3mm4mm 4段飾り5mm防具、4段3段飾りは織刺しに使用されております。 籠手の場合は甲や頭と筒の連結部に使用されます。主に紺色ですが、オプションで色を替えることも出来ます。胴の何本足が飾り糸です。補強部位の纏り糸の色指定いろいろ選択肢が増えていいですが割高になります。 最近、流行りつつある超軽量面、実践型面は 軽く柔らかいのが特徴です。布団がやや短くなっております。 ジュラルミン仕様に革の使用を最低限にしています(手刺仕様に似た仕立てをしています)最近出回っている軽量防具は織刺しで高級感に欠けいるのが残念です。